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温室効果ガス排出削減義務を先進国に義務付け2005年2月の発効で、世界は新しい一歩へ

京都議定書

京都議定書とは、「気候変動枠組条約第3回締結国会議(COP3)」で採択された、地球温暖化の原因と言われる「温室効果ガス」の排出削減義務などを先進国などに定めた議定書のことです。この会議が1997年12月に京都で開催されたことから、京都議定書と一般に呼ばれています。

「京都議定書」が発効されるためには、批准する先進国における二酸化炭素の排出量が90年時点の55%以上なければならないと定められています。日本を含む152カ国とEUが締結(2005年10月現在)しても米国が2001年に離脱したため要件が満たされず、長く発効に至りませんでした。しかし 2004年11月にロシアが締結し、推進国の二酸化炭素の排出量合計が61%を超えたため、2005年2月にようやく発効となり、世界は新しい一歩を踏み出したのです。