省エネ効果をうたう商品は多数出回っていますが、
実際の効果はどうなのでしょうか?
住友3M社の窓用フィルム「マルチレイヤー“ナノ”」を導入した
大阪大学基礎工学研究科で、その効果のほどを伺いました。
大阪大学基礎工学部にて、マルチレイヤー“ナノ”を貼った状態と貼っていない状態で、効果を測定。結果は下図。
そんな時に窓用断熱フィルムである「マルチレイヤー“ナノ”」に出会ったわけです。窓に貼るだけで、その後は放っておいても断熱されて省エネができるわけですから、非常に優れものの商品だと思いまして、これは導入しない手はないなと考えたわけです。
「マルチレイヤー“ナノ”」は我々の生活に必要な可視領域のみの太陽光線を残して、建物を暖める事になる残りの太陽光線はカットします。ナノテクノロジーは私の専門であり、それを駆使する事で低コストかつ高性能なフィルムを実現していることに驚きを覚えたわけです。この製品なら我々の目標を簡単に達成する事が可能になると思い導入を決定しました。
データで検証!最高で13.2度の温度差
マルチレイヤー“ナノ”を貼った状態と貼っていない状態では、最大で13.2度の温 度差を記録した時間帯もあった。
マルチレイヤー“ナノ”を貼った状態と貼っていない状態では、最大で13.2度の温 度差を記録した時間帯もあった。
- 「どこまでコストダウン可能? 大阪大学基礎工学・北岡教授が語る省エネフィルムの効果」