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室内から逃げ出す熱量低いほど断熱性=省エネ効果に優れる

熱貫流率

熱貫流率とは、壁の両側(室内と外部)の空気温度に1度の差があるときに、1時間あたりに壁1m2を通過する(逃げる)熱量をさし、K値とも呼ばれます。つまり、壁やガラス、天井などの断熱性能を数的に表したものということができます。K値が低ければ低いほど、断熱性が優れているということです。

熱貫流率(K値)=w/m2k

ガラスの場合、透明のフロートガラス(6mm)では5.8W/m2K。3mm厚では6.0W/m2Kとなっています。さらに複層ガラス(3mm+A6mm*+3mm)では3.4W/m2Kまで下がりますが、一般家庭はもちろん、オフィスビルでも複層ガラスはあまり用いられません。透明のフロートガラス6mm(5.8W/m2K)にスコッチティント日照調整フィルムのアンバー35LEを貼付すると、熱貫流率は4.5W/m2Kと非常に低くなります。

*A6mm:ガラスとガラスの間の空間層